Kindle Unlimitedから離婚漫画第2弾をお届けします。今度はとにかく一人暮らしをしたくて離婚を考えた女性の漫画「私、こっそり離婚をたくらんでいます」を読んでみました。
ギャグ要素が多く、離婚という重いテーマにもかかわらず最後まで楽しんで読めました。
はじめに
前回、離婚がテーマの漫画「離婚してもいいですか?翔子の場合を紹介しました。
今回は、お互いが自営業の夫婦がそれぞれ朝方・夜型生活をしているの環境での同居の難しさが原因で、妻のほうが離婚を考え始めるという話です。
夫婦とはいえ、四六時中同じ空間にいるのは大変な苦痛ですよね。自営業の方々なんかはそんなこと言ってられないのでしょうが、一緒にいる時間が長いからこそ、居住空間の工夫が大事だなーと思いました。
我が家は夫がサラリーマン、妻が専業主婦の夫婦なので、四六時中一緒にいることはありませんが、連休などやることもなくダラダラと同じ空間に居続けるとやはり険悪になりますね。
私、こっそり離婚をたくらんでいます
あらすじ
結婚25年、周囲からはおしどり夫婦と呼ばれているふじわら夫妻。互いに自由業で、自宅が仕事場のため、顔を合わせることが長くて…。
気がつくと互いに日々の不満がたまり、徐々にふたりの関係に影を落とすように。
夫婦の小さないさかいの積み重ねから、妻が離婚へ向かって日々葛藤する様子をときにしんみりと、ときにユーモアたっぷりにお届けする実録コミックエッセイ!
引用:Amazon
感想※ネタバレあり
まず絵のタッチが私の大好きな伊藤理佐氏によく似てるのが良かったです。読みやすいですね。
生活時間のすれ違いが心のすれ違いに
ふじわら氏は、自宅で共にフリーランスとして働く夫に不満をつのらせます。
朝型生活を送る夫と、夜型生活を送る妻。夫が寝た後は音を建てずにそーっと暮らす毎日が息苦しくなっていくんですね。 またこのふじわら氏のご主人が小さな音でも気になる神経質な人。これは確かに同居は厳しい!
毎日の小さな不満が積み重なって、いつのまにか妻には大変な重荷になってしまいました。
「夫を育てる」発言
さらに四六時中一緒に過ごしているので相手の悪いところにもいちいち目が行ってしまいます。
一緒に過ごすにはある程度価値観の足並みを揃える、もしくは無関心にならないと不満を感じるもんです。そこでよく女性誌なんかでは「夫を育てる」なんて書いてありますが。。。
アホかと思いますね。「育てる」って妻は母親じゃないし、だいたい男性にも失礼だし。夫婦が一緒に過ごすうちにお互いの影響で成長することはあるけど、 それを「ホメて育てる」って。
これ男女逆に書いたらえらい騒ぎですよ。
「妻をほめて育てる」
どうですか。妻をホメておだてて、自分の好みの人間になるように育てる、って意味ですよね。こんなのゴシップ誌の3面に書かれた記事でも女性達が見つけたらタダじゃ置かないですよね。これ以上男SAGEをしてどうするんだ。令和になったことだし、こういう考えは平成に置いていきましょうね。
自分の家なのに自由がきかない
自分の親が遊びに来た時に、一戸建てがあるのに1泊も泊めてあげられないふじわら氏。地方から会いに来た友人が「泊めてほしい」と言ってきたときも断ることに。
原因は夫が人を泊めるのをすごく嫌がるから。これは難しい問題ですよね〜。私は人を家に招くのは好きですし夫も嫌がりませんが、それでもやっぱり夫のいる時間に自分の友達や家族を招くのはすごく遠慮します。子供の友達も夫のいる時間には呼ばないようにしています。
考えてみたらなんででしょうね。別に人を連れてくるなと言われたことはないんですけどね。なんか遠慮してしまいます。これで「連れてこないでほしい」なんて言われたら絶対に人を招き入れるのは無理ですよね。
ふじわら氏の夫は、妻が連れてきたお客さんに直接失礼な追い返し方をしてるので怒り爆発も納得です。そりゃあ別居したくなりますよね〜。
止まらない夫婦のすれ違い
女性は共感を求める生き物、男性は優位に立ちたい生き物、と言わています。ですので、女性から男性に人間関係の悩みなんかを相談すると、女性はただ聞いてくれればいいと思ってるのに、男性は解決方法を提案します。
女性から見ると、解決方法なんか求めてないんですよ。どうせ解決なんかしないとわかってるんです。男性にしてみれば「ただ聞いてほしい」という考え方自体が理解できない。打ち勝つ方法が知りたいんじゃないの?!と、いう具合に。。。
すれ違ってるわね〜
私は最近、男女が分かり合おうなんて思うことがそもそも無理なんだな、ということがようやくわかりました。分かり合おうとするからすれ違うんですね。お互い傍観に徹して心の距離を縮めないことが、夫婦関係には一番大切だなぁと、お思うようになりました。
夫婦なんで、いざというときは結束感出ますって。結束するのはいざという時だけで十分です。普段はサバンナで暮らすキリンとサイくらいの距離がいいと思います。
距離感が分かりづらいんだけど。
そうしないと、ふじわら氏のように宇宙を孤独にさまようことになるんですねきっと。
彼女の出した結論は
そうして別居からの離婚をもくろんだふじわら氏は、めぼしい物件を1人で購入すべく動き出すんですが、うまく行かずに躓きます。
そこから紆余曲折あって、なんと結局別居も離婚もしませんでした。
あ、しないんだ(;´Д`)。と、ちょっとグズグズな結末でしたが、まあせっかく縁があって結婚したわけですから、やり方を変えてもう少し夫婦を続けていくのもいいんじゃないですかね〜。ふんふん。
と、思ってアマゾンのレビュー読んだら、荒らされてるのかな(;´∀`)?って思うくらいこき下ろされてました。
そんなにひどくないと思いますけど?なんでこんなに怒られてるんですかねこの人。
皆さんは読んだらどんな風に思いますか?
Amazon Kindle Unlimitedについて
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コメント
普段はサバンナで暮らすキリンとサイくらいの距離がいい。大変勉強になりますm(_ _)m
星の屑さん
そうなんです。これからも末永く一緒にやっていくために一番大切なのは、違う生き物の生態に干渉しあわないことだと思うんです。男と女は同じ人間ですけど、全く違う生き物ですよね〜。